１０増１０減という言葉を聞いたことがあるでしょうか？

これは、衆議院の定数が１０増えて１０減るということです。

だったら何も変わらないのでは？と思われるかもしれませんが変わります。

しかも岡山県は１０減の１つに含まれているのです。

この１０増１０減の法案が、臨時国会で成立しそうとのことです。

少し詳しく説明しますと、衆議院の選挙は

小選挙区制と比例代表制の２つありますが、変更されるのは

小選挙区制の方です。

今まで岡山県は１区から５区までに分かれてそれぞれ当選する議員が決まっていましたが、

１区減らされ４区に再編されるのです。

４区の倉敷市は少し範囲が広くなるだけで、あまり大きな変化はないですが、

その他の区は結構変わっています。

そして、岡山県から小選挙区制で選ばれる議員の数が１人減るという事になるんですね。

増えるのは、東京５増、神奈川２増、埼玉、千葉、愛知。

減るのは、宮城、福島、新潟、滋賀、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、長崎です。

この１０増１０減は所謂「１票の格差」を是正するための措置と言われていますが、

地方の声が届かなくなるのはないかという不安はやはりありますよね。