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  • 執筆者の写真松尾

水島工業機械科の定員40人減


県立高校の募集人員というのは、近年の少子化の影響を受け、


年々減少傾向にあります。


そして今年は水島工業高校機械科の定員が40人減る


ことが決まりました。




これは大きな変化です。


今年の受験にどのように影響があるのか勝手にシミュレーションしてみます。




まずは、去年の水島工業機械科の志願状況から振り返りましょう。


◇2022年度特別入試


111人志願で60人合格(倍率1.85)


◇2022年度一般入試


46人志願で60人合格(倍率0.77)




去年は定員割れをしています。


倉敷工業機械科も同様に定員割れをしていますので、


水島工業が特別なわけではありません。




それでは、ここからは私の勝手なシミュレーションです。


なんとなく予想しているだけですので、外れてもご容赦くださいm(__)m




まずは特別入試ですが、今年から募集人員比率が変更され、


水島工業は80%となっております。


つまり、定員80人中の64人は特別入試で採るという事です。


去年は志願者111人でしたが、これは定員が120人だったからであり、


今年は少し減ることが予想されます。


そこで、倉敷工業機械科の志願者と足して2で割った数を今年の志願者数にします。


89人です。


ですので、2023年度特別入試は


89人志願で64人合格(倍率1.39)


となります。




なんだ去年より下がってるじゃん…と安心したそこのあなた!


怖いのはここからです。


心配しないといけないのは、特別入試に落ちた場合です。


去年度は特別入試に落ちた51人中5人は別のところに移り、


46人が一般入試を受験しています。


シミュレーションで落ちているのは25人。


そのうち2人が別のところに移り、23人が一般入試を受けたとします。


するとどうなるか…


23人志願で16人合格(倍率1.43倍)


去年まで定員割れの状況でしたが、このような倍率になってしまうのです。




まとめます。


・特別入試の倍率は1.85→1.39倍へ


入りやすくなりました!


・一般入試の倍率は0.77→1.43倍へ


しんどい…


特別入試に落ちた時の一般入試の倍率は確実に上がります。


できれば特別入試で決めてしまいたいですね。


しかし落ちた時のことも考えておかなければ最悪の結果になるかもしれません。


私も受験生のサポートを引き続きしっかりと頑張ります!



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